ラムの特長

生後1年未満の子羊肉をラム肉と呼び、欧米諸国では高級食材として食されております。
国内で消費される羊肉の約99％がオーストラリアやニュージーランドから輸入されたもので、国産の羊肉は1％未満と、希少価値の高い肉となっています。

①やわらかくて、栄養豊富で健康的
ラムはヘルシーミートとして高く評価されており、西欧諸国では高級肉として賞味されています。また、中国でも昔から羊肉は栄養に冨み、滋養によい食肉と言われています。

②バランスのよい脂肪酸組成
ラムの脂質に含まれる主な脂肪酸は、コレステロール上昇作用がないパルミチン酸やステアリン酸、コレステロール値を下げる働きのあるオレイン酸などです。また、動脈硬化を予防する働きのあるリノール酸などの多価不飽和脂肪酸も適度に含まれています。

③必須アミノ酸が豊富
人の体内で合成できない８種類のアミノ酸が豊富に、しかもバランスよく含まれています。
鉄分が豊富・鉄分が吸収されやすい形で豊富に含まれており、貧血に悩む方にとってはよい供給源です。

④ビタミンが豊富
鉄分と同様、不足すると貧血の原因となるビタミンＢ１２、胃腸病や皮膚炎を防ぐナイアシン、過酸化脂質の害を防ぎ、老化の予防や発ガン抑制効果のあるビタミンＥを豊富に含んでいます。

美味しさの解説

ラム肉特有の香りには、草食動物という羊の特性が影響しています。その理由は、体内に取り込んだ牧草が消化酵素によって物質変化を遂げるため。日本人好みの味わいを追求し、出荷前に米ぬか主体の穀物肥育を採用することで、独特の風味を軽減。生後１年未満という肥育期間の短さから肉質も柔らかく、食べやすいラム肉です。

美味しさのポイント

・肉専用種のため旨味が強い。
・臭みが少なく柔らかで、脂に甘みがある。
・鉄分やビタミンB類が豊富

食べやすさが魅力の朝地ラムは、シンプルに塩胡椒で味わうのがおすすめです。